マレーシアの治安一覧

マレーシアの治安

マレーシアの治安は周辺のインドネシア、タイなどと比べると、かなり良いといわれています。

しかし、近年の社会・経済状況の変化に伴い、地方から都市への人口の流入、麻薬関連犯罪の増加、不法移民の流入等、治安上の不安要素も存在しています。

特に大都市圏のクアラルンプール、ペナン、ジョホールバル等では、殺人や強盗等の凶悪事件のほか、侵入窃盗事件(空き巣・忍び込み事件)、詐欺賭博、スリ、ひったくり等の発生が目立ってきています。

特に日本人は金持ちで、かつ、だましやすいと思われており、見知らぬ人の誘いに安易に乗らないよう注意しなければなりません。

旅券の盗難にも十分注意が必要です。空港の内外(特に出発・到着ロビーやタクシー乗り場)、ホテル(特にチェック・アウトの際のカウンター近辺やロビー)、レストラン等で、貴重品の入っているカバンを一瞬の隙に置き引きされてしまうなどの事件が続発していますので、注意が必要です。

最近、日本人旅行者を狙った詐欺賭博事件(いわゆる「いかさま賭博」)が続発しております。その典型的な事例としては、「今度私の親戚が日本に行くので、家族を安心させるために、日本の話を是非聞かせて欲しい。一緒に自分の家に行こう。」等と言葉巧みに近づき、会話中に「お金(特にクレジット・カード)を持っていますか。」と聞かれます。

その家に行くと数人の仲間が待っていて、賭博に誘い込んで所持金全部及びクレジット・カードの限度額いっぱいを巻き上げる、又は貴金属を買わせ、その貴金属を巻き上げる、という犯罪です。

従って、甘い言葉や「家に行こう」とか「クレジット・カードを持っているか」などの言葉を口にするような見知らぬ人には、「NO」という毅然とした態度を示し、決して曖昧な態度や隙を見せないことが、事件に巻き込まれないポイントです。

2000年4月、マレーシアのボルネオ島サバ州にあるスキューバー・ダイビングスポットで良く知られたシパダン島でアブ・サヤフグループ(フィリピンのイスラム武装ゲリラ)による外国人観光客等の誘拐・人質事件が発生しました。

フィリピン国内の情勢によっては再び誘拐・人質事件が何時発生するか予断を許さない状況にありますのでこの地域への渡航に細心の注意が必要です。

国が違えば生活習慣も異なるように、そこで発生する犯罪も異なってきますから、日本と同じように、あるいは日本を離れたという解放感のままに行動すると、思わぬ落とし穴に落ちてしまうかもしれません。

(以上、外務省ホームページ参照)

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クアラルンプールの治安

クアラルンプールは近隣のタイのバンコク、インドネシアのジャカルタ、フィリピンのマニラなどの大都市圏と比べると、治安が良いといわれています。

確かに、クアラルンプールで日中ナイフを持った強盗に出くわしたり、殺人事件が発生したりするということはほとんど聞きませんし、マレーシア駐在期間中にクアラルンプールの治安について不安を感じることはありませんでしたので、クアラルンプールの治安は確かに悪くはないのでしょう。

それでも、クアラルンプールでは、近年置き引きやひったくりなどの被害が増えているそうですし、カード賭博に引っかかる観光客が後を立たないそうです。

クアラルンプールで盗難や紛失に遭ったら、最寄の警察に届け出を提出し、警察で紛失・盗難届出証明書などを発行してもらうようにしましょう。

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